【意識調査】新入社員への意識調査 「どのポストまで昇進したいか」ここ10年の傾向から見えること

公益財団法人 日本生産性本部が行っている「新入社員意識調査」

働く目的は?働き方は?会社の選択理由 など複数の設問に答える意識調査の中で、最近とある企業の社長とお話をしたと時にも問題視していた、出世について「どのポストまで昇進したいか」という設問が数値として表れていたので取り上げてみたいと思います。

果たしてあなたはどっち派?

公益財団法人 日本生産性本部 新入社員意識調査

意識調査の結果はこんな感じ!

公益財団法人 日本生産性本部 新入社員意識調査
※出典 公益財団法人 日本生産性本部 新入社員意識調査

社長 17.8→10.8%(男性 24.8→15.9%、女性 6.2→2.8%)
部長 11.5→17.4%(男性 20.7→24.1%、女性 2.3→6.6%)
課長+係長+主任班長 11.2→18.6%(男性 3.5→11.0%、女性 18.9→30.9%)
専門職<スペシャリスト> 26.4%→17.8%(男性 20.9→15.0%、女性 35.2→22.3%)
役職に付きたくない+どうでもよい 18.0%→20.0%(男性 13.6→14.0%、女性 25.5→29.6%)


平成18年度28年の10年間を比べた結果、社長志向も専門職志向も過去最低水準、女性は昇進志向が高まる一方で、二極分化傾向も見られるとの見解です。

このデータを見たとき、確かに周りの若者は出世することへの意欲が年々減っており、逆に「責任は持ちたくない」「現状のポジションで十分」など、仕事に対する考え方が変わってきたように感じました。

また、女性の方が意欲があるのも現実、まさしく現状を表す数字です。

若者と一括りにするのも良くないですが、自分の未来、将来の家族のことも考え、今を生きる、仕事が仕事を作る、やりがいを見出す社会への第一歩含め、今一度考えないといけないなと、感じた次第です。

今求人の仕事をしている中で、雇用する企業側と働く側のギャップを大きく感じており、時代に合った仕事のやり方も考えながら、働く側の意識改革を推進する一方、受け入れる側の企業も柔軟に現在の若者がやりがいを感じるような仕組み作りを考えるなど、双方がかみ合うような取り組みをしたいと考えています。

お互いがWin×Winになれるようなそんなお手伝いを、求人広告という仕事を通じて提供していきます。




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